2019年(ねん)末(まつ)から発生(はっせい)した新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)（COVID-19）は従来(じゅうらい)と異(こと)なり、季節(きせつ)の関係(かんけい)なく、年間(ねんかん)を通(とお)して感染(かんせん)する人(ひと)が続出(ぞくしゅつ)しています。また流行(りゅうこう)している期間(きかん)が長(なが)くなり変異(へんい)株(かぶ)と呼(よ)ばれる、ワクチンの効果(こうか)を弱(よわ)めたり、より感染力(かんせんりょく)の強(つよ)いものが流行(りゅうこう)しています。
右上(みぎうえ)の表(ひょう)はインフルエンザに罹(かか)った人数(にんずう)ですが、去年(きょねん)はマスクの着用(ちゃくよう)、石鹸(せっけん)を使(つか)った手洗(てあら)い、消毒(しょうどく)、うがいや予防接種(よぼうせっしゅ)など、新型(しんがた)コロナウイルスの出現(しゅつげん)によって、日頃(ひごろ)の生活(せいかつ)で意識(いしき)した結果(けっか)、それまでと比(くら)べて大(おお)きく減(へ)っていることがわかります。暑(あつ)い中(なか)でマスクを外(はず)したくなると思(おも)いますが、表面(ひょうめん)には空気(くうき)中(ちゅう)の埃(ほこり)や汚(よご)れ、ウイルスや菌(きん)が付着(ふちゃく)していますので、病気(びょうき)予防(よぼう)のため、むやみにさわったり外(はず)したりしないようにしましょう。

８月(がつ)３０日(にち)（月）(げつ)の午後(ごご)１時(じ)３０分(ふん)より食堂(しょくどう)にて「第(だい)２回(かい)就労(しゅうろう)支援(しえん)プログラム」を実施(じっし)いたしました。
講師(こうし)に依(より)野(の)先生(せんせい)をお迎(むか)えし、「何(なに)のために働(はたら)くのか」をテーマに講義(こうぎ)を行(おこな)って頂(いただ)きました。また今回(こんかい)は施設(しせつ)外(がい)就労(しゅうろう)などで参加(さんか)できなかった利用者(りようしゃ)の方(ほう)も入(はい)っていただき、参加者(さんかしゃ)は１５名(めい)となりました。
講義(こうぎ)内容(ないよう)として、人(ひと)に認(みと)められるように作業(さぎょう)を頑張(がんば)る、守(まも)ることをきちんと守(まも)る、人(ひと)に言(い)われたらいやな言葉(ことば)は人(ひと)に言(い)わないなど、働(はたら)く姿勢(しせい)や考(かんが)え方(かた)を中心(ちゅうしん)に教(おし)えて頂(いただ)きました。
途中(とちゅう)にグループワークで、参加(さんか)された利用者(りようしゃ)のみなさんから意見(いけん)を述(の)べて頂(いただ)く場面(ばめん)を設(もう)け、自分(じぶん)で考(かんが)える練習(れんしゅう)も行(おこな)って頂(いただ)き、最後(さいご)に、「自分(じぶん)がこうされたらどうか、相手(あいて)のことを考(かんが)える」と教(おし)えて頂(いただ)き、今回(こんかい)の講義(こうぎ)を終(お)えました。
参加(さんか)された利用者(りようしゃ)の皆(みな)さんは、今後(こんご)の作業(さぎょう)や実習(じっしゅう)、就職(しゅうしょく)に向(む)けて役立(やくだ)てることを願(ねが)います。お疲(つか)れ様(さま)でした。

「サンマとキノコとニンニク」

秋（あき）の味覚（みかく）のサンマは「薬（くすり）の魚（さかな）」ともいわれ、血液（けつえき）サラサラ効果（こうか）の非常（ひじょう）に高（たか）い魚（さかな）です。EPA,DHAの宝庫（ほうこ）であるだけでなく、最近（さいきん）注目（ちゅうもく）のタウリンも多（おお）く含（ふく）んでいるからです。イカやタコなどの魚介（ぎょかい）類（るい）や魚（さかな）の血合（ちあ）いなどに多（おお）く含（ふく）まれるタウリンはアミノ酸（さん）の一種（いっしゅ）で、肝臓（かんぞう）の機能（きのう）を高（たか）めたり、血（けっ）中（ちゅう）のコレステロールを抑（おさ）えたりする効果（こうか）が認（みと）められています。さらに塩分（えんぶん）の取（と）り過（す）ぎによる高血圧（こうけつあつ）を予防（よぼう）する作用（さよう）もあります。
キノコ類（るい）は、食物（しょくもつ）繊維（せんい）が豊富（ほうふ）で、低（てい）エネルギー、サラサラ効果（こうか）のある食材（しょくざい）です。料理（りょうり）全体（ぜんたい）のかさを増（ふ）やし、嚙み応（こた）えがあるので食（た）べた時（とき）の満足（まんぞく）感（かん）を作（つく）ります。サンマのエネルギーはほかの魚（さかな）に比（くら）べて高（たか）めですが、低（てい）エネルギーのキノコと組み合（くみあ）わせることで、全体（ぜんたい）のエネルギーを抑（おさ）えることができます。さらに、サラサラ効果（こうか）の高（たか）いニンニクを使（つか）うと、風味（ふうみ）もアップしておいしくいただけます。

９月(がつ)の給食(きゅうしょく)目標(もくひょう)　

使（つか）ったフキンは折（お）りたたんで元（もと）の位置（いち）にもどしましょう。残（のこ）さず食（た）べましょう。

９月（がつ）３日（か）（金（きん））の午後（ごご）１時（じ）３０分（ふん）ごろより、「大阪（おおさか）８８０万（まん）人（にん）訓練（くんれん）」の実施（じっし）に伴（ともな）い、ワークセンター千里（せんり）でも、地震（じしん）と火災（かさい）を想定（そうてい）した避難（ひなん）訓練（くんれん）を実施（じっし）いたします。
訓練（くんれん）の詳細（しょうさい）については、当日（とうじつ）の朝礼（ちょうれい）などでお知らせする予定（よてい）です。職員（しょくいん）から案内（あんない）をするので、よく聞（き）いて行動（こうどう）するようにしましょう。

このコーナーでは、ワークセンター千里（せんり）で過（す）ごしていくなかで、作業（さぎょう）に対する物事（ものごと）の考え方（かんがえかた）や、取り組（とりく）む姿勢（しせい）などを中心（ちゅうしん）に、「もっとこうしたら、良（よ）い方向（ほうこう）に進（すす）める」をお伝(つた)えしたいと思（おも）います。
今回（こんかい）は「働（はたら）く時（とき）の服装（ふくそう）について」です。作業（さぎょう）に取り組（とりく）んでいる間（あいだ）だけではなく、朝（あさ）に家（いえ）を出（で）るときの服装（ふくそう）も、「これから仕事（しごと）する場所（ばしょ）に向（む）かうのにふさわしい服装（ふくそう）かな」と考（かんが）えてみてください。皆（みな）さんはワークセンター千里（せんり）に「働（はたら）くこと」の練習（れんしゅう）、訓練（くんれん）に来（こ）られていると思（おも）います。働（はたら）く場所（ばしょ）でのルールやマナーで困（こま）らないよう、一定（いってい）のルールの中（なか）で過（す）ごしていただけるよう、職員（しょくいん）から注意（ちゅうい）や指導（しどう）を行（おこな）うことがあります。お伝(つた)えしたことを守（まも）り行動（こうどう）してください。