大阪市立千里作業指導所

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事業概要

運営方針

 具体的な支援内容の事項としては、利用者一人ひとりに合わせた「就労移行支援」と「就労継続支援」の実施、段階的な手法(ステップアップ・システム)による、無理のない就労移行支援の実施、「作業支援」と「生活支援」の両側面からのサポートの実施、地域や各種関係機関との連携を重視するとともに、長年にわたる施設の運営経験に基づき、施設の特性を活かした管理運営などを基本的な方針としています。

作業内容

施設内作業

施設内での知識と技能の獲得を目的とした作業訓練。

  • 簡易トムソン機器によるダンボール等の紙器加工
  • 各種ネジ、釘製品などの計量およびパック包装作業
  • 家庭台所用品などの組み立て・包装・箱詰め作業
  • 文房具用品などの値付け・包装・箱詰め作業
  • イベント用レンタル商品のクリーニング
  • その他不定期作業など

施設外作業

 知識と技能の獲得に加え、多様な作業工程と役割意識の経験や体得を目的として、下記のような実際の現場での作業訓練に、利用者3〜4名と支援者がチームを編成し取り組んでいます。

  • 長居障害者スポーツセンターにおける清掃作業

体験実習

 より実践的な作業の体験と、就労先を想定した作業環境を体験することで、就労への意識や意欲を高めるとともに、利用者の潜在能力の発揮を促します。体験実習業務には、接客業務、清掃業務、バックヤードでの商品分類、組立て・袋詰め作業、調理現場での業務があり、それぞれの適性や希望に応じた実習を行っています。

  • 福祉施設における実習
  • 大型スポーツ用品店での実習
  • イベントツールレンタル会社での製作作業実習
  • その他、製造業・清掃業・接客業などの各種の実習

生活支援

 利用者の自立生活を支援するため、個々の特性に見合った適切な生活支援を行っています。支援に際しては、一日のスケジュールを明確にして、望ましい生活への意識付けを保てるようにするとともに、利用者それぞれが抱える生活上の諸問題をいち早く把握し、解決に向けたきめ細かい支援を行っています。

  • 家族や関係者との面談や家庭訪問(必要に応じて)による助言と支援
  • マナー、挨拶、身なり等の習得に向けた助言と支援
  • 年1回の身体測定、レントゲン診断の健康診断に基く医師による健康状態の把握と助言等の健康管理のサポート
  • 栄養士の指導に基づくバランスの取れた昼食の提供と給食委員会の開催


 利用者の社会生活を高め、当施設での生活を豊かでうるおいのあるものとするためにも、レクリエーションに参加する機会を提供することは大切です。当施設では、季節の移り変わりを視野に入れながら、次のような行事やレクリエーション活動を実施しています。

花見の会、春季レクリエーション、秋季社会見学、年末懇親会
スポーツフェスタや障施協アート展への参加、防災訓練、栄養勉強会
就職者交流会、就職者激励会、給食委員会、地域清掃、クラブ活動、新年会
消防避難訓練、部署別学習、月初めの会、月終わりの会など
 なお、再就職の困難な利用者や、定着しつつも家庭基盤の脆弱な利用者については、家庭事情などを考慮して、関係機関や関連施設(通勤寮や生活支援センター、生活施設、居宅・相談支援・自活支援事業者など)と連携し、グループホームや単身等での地域生活を想定した具体的な支援や情報提供を行っています。

就労支援

利用者それぞれの適性に合わせ、就労支援に向けた多様な取り組みを行っています。

  • 合同面接会、ブロック別面接会への参加
  • 企業訪問の実施
  • 就職者激励会の実施
  • 就職者交流会の実施
  • 通勤や居住に関するサポート
  • 家庭訪問
  • 就業継続や離職後に関するアドバイス支援


 いずれの取り組みも、就労支援において効果が期待できることから、今後も引き続き行います。障害のある方が就労し、継続的な社会経済活動を行い、就労後の職場において定着が図れるかどうかは、大変重要なポイントです。「就労」を支援の到達点と考えるのではなく、就労後の継続支援や離職時のフォローにもきめ細かく対応します。
また、グループによる実習は顔見知りの利用者や職員と作業を行える安心感から、就労に対する自信を深め、定着率への向上が見込めるため、今後は制度等を利用したグループ実習からの就労移行支援を検討したいと考えています。