■表紙 KSKQピア大阪ニュースドリーム16号 2007年10月発行 2007年度第2回ピア大阪人権講座「障害者の地域自立生活を支える権利擁護」報告 表紙写真 2007年度第2回ピア大阪人権講座で舞台を背に左側からコーディネーターの西留一浩(にしとめ・かずひろ)、中央にパネラーの清水明彦(しみず・あきひこ)さん、右側はパネラーの内田扶喜子(うちだ・ふきこ)さんがマイクをもって講演している。 ●お知らせ● 2007年度第3回ピア大阪人権講座「行きたい学校へいきたいねん!パート3」 日時:2007年10月27日(土)13時半〜16時半 場所:大阪市立早川福祉会館4階ホール 内容:特別支援教育と自立支援コースの現時点での現状と課題 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ★内容★ ◎新連載企画!!「私にとっての障害受容」パート3 谷口由里子さん ◎第2期ピア大阪サマースクール報告 ◎2007年度第2回ピア大阪人権講座報告「障害者の地域自立生活を支える権利擁護」 ◎情報資料室コーナー ◎おしらせコーナー 駐車禁止除外制度 ◎付録「2007年度第3回ピア大阪第2回人権講座」のチラシ ◎付録「障害をもつ子の親のピアカウンセリング講座」のチラシ ※このニュースドリーム16号では、大見出しの先頭には■、小見出しには◎を付けています。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■連載企画!!「私にとっての障害受容」パート3 イラスト 封等と一輪の花 当事者なら障害があることで一度は悩みしんどい思いを抱えたことがある人は多いと思います。障害受容ができにくい理由は人それぞれですが、何かをきっかけにもっともっと自分を好きになって楽しい人生を送ってもらいたいという願いを込めて『ニュースドリーム』では当事者の方々の障害受容をめぐっての連載をしていきます。第3回目は障害者自立生活センター・スクラム、障害者生活支援センター・いきいきで活動されている谷口由里子(たにぐち・ゆりこ)さんです。  ◎プロフィール 谷口由里子(たにぐち・ゆりこ) 所属:障害者自立生活センター・スクラム、障害者生活支援センター・いきいき 障害種別:視覚障害1級 特徴:赤フレームのメガネ 趣味:面白いものを見つけること、友達をつくること、カラオケ(行きたいなぁ・・・) 家族:面白い夫とかわいい娘(2歳2ヶ月) その他:現在、障害をもつパパママのネットワークづくりに励んでます♪ 写真 赤いフレームのメガネをかけ赤い服をきている谷口(たにぐち)さん ◎タイトル あきらめの受容から、前に進むための受容へ     障害を受容する、そのゴールはどこにあるのでしょうか。どうなれば障害を受容したと判断できるのでしょうか。その答えを出すのはあまりにも難しく、また答えなんてないような気がします。私はきっと、まだまだ受容なんてできていないのだと思います。  私は生まれつきの「網膜色素変性症(もうまくしきそへんせいしょう)」という進行性の難病と共に育ちました。もともとそんなに見えてはいませんでしたが、ある程度の日常生活は自分でこなせるぐらいの弱視で、小・中・高と地域の学校で楽しく勉強(うそです、ほとんど勉強していません。笑)し、芸術系の短大へ進学したころから自分の視力の限界を知ることになりました。徐々に視力が低下し、視野が狭まり、私の世界から光と色が失われていく中で、それと並行していろいろなことができなくなっていきました。自転車に乗れない、得意だったイラストが描けない、大好きなマンガが読めない、仕事で使う端末の画面が見えない…etc(エトセトラ)。でも何かできなくなる度に少しずつ生活スタイルを変えて、できないなら次、行ってみよう!と割とすんなりと受け容れていたような気がします。  でも、健常者として育った私にとって、障害が進行するというのはただ単にできなくなることが増えるだけでなく、見えなくなっていろんなことができない自分の存在が恥ずかしいと思うようになり、その時期が一番しんどかった気がします。友人と出かけた時、その友人が周りから変な目で見られているんじゃないかと思って白杖を折りたたんでバッグにしまったり、手引きしてもらうことで相手が負担に思っているんじゃないかと悩んだり。結婚や子育てについては論外で、自分には関係ないことのように思っていました。自分が障害者であることはある程度納得し受け容れている、ただそれは「あきらめの受容」だったのかもしれません。自分から壁を作り、「これは私にはできないからあきらめて次、行ってみよう!」という感じだったのかも。  そんな自分に自信を与えてくれたもの、それは単独歩行の訓練とピアカウンセリング、そして夫です。歩行訓練とピアカウンセリング、それは対角にあるもののようで、実は私のような中途視覚障害者にとってはどちらも欠くことのできないエンパワメントの最良の方法だと、個人的には思えます。そして夫の存在は、私に「結婚」や「子育て」というこれまで私にとって非現実だったものを現実のものとして私の未来の先に描いてくれました。この人とずっと一緒にいたいな、子供が生まれたら楽しいだろうな、と自然に思えたその瞬間から、「あきらめの受容」は「前に進むための受容」に変化していきました。何もかも自分でがんばる生活から、危険を伴うことや時間がかかりすぎることについてはヘルパーを利用するなど、それまで多少抵抗のあった障害者としての生活へと少しずつ変化していき、彼とともに生きていくための力を身に着けていったのです。  そして結婚、2005年夏には待望の長女を出産しました。何もかもが輝いて見えるような毎日。しかし前に進むための受容をしていく過程はかなりの痛みを伴います。障害者が結婚し子供を生み育てることへの周囲の反応は、良いものばかりではありません。彼の家族の戸惑い、産婦人科で受けた人権侵害、障害者の育児制度の欠乏など。また育児の面では、それまで障害が故に落ち込むことなど大してなかった私ですが、娘が成長するにつれてさまざまな問題が出現し、そのつど、目の見えない自分と対峙し葛藤し、落ち込み、はい上がる、そんなことが繰り返し波のようにやってきました。例えば、赤ちゃんの顔が見えないこと。以前は明るい場所でならたいていのものは見えていたのにもうぼんやりとしか見えなくてちょっと寂しい。でもそれよりも周りから「見えなくてつらいね」などと言われることが悔しい。自分はそれほどでもないのにそんなにつらそうに見えるのだろうか、想像だけで言わないでほしい。それから離乳食を上手に食べさせられなかったこと、スプーンが口に入らなくて泣かれ、何だか情けなくなって自分も泣いてしまったり。おしりがうまくふけなくて、バタバタ暴れる娘を強くしかってしまって後悔したり。洋服を着せるのをもたもたしていて途中からヘルパーさんが見かねて先に着せてしまってすごくへこんだり。数えればきりがないぐらい、ただの母親の悩みとは違うつらさが私の子育てにはあります。そして一番の問題が、一人で娘を連れて歩けないこと。私だけなら一人でどこへでも行けるのに、子供を連れて行くには街中はあまりにも危なくて不安。ガイドヘルプを利用するにしても保育所の送り迎えは制度上できず、そういう面で非常に使いづらい。家族三人で出かけることもあるのですが、夫は私の手引きをしながら娘を連れて歩いたり抱っこしたりで体力的、精神的にかなり負担をかけてしまっていたようです。夫の希望でヘルパーと一緒に四人で出かけてみましたが、ヘルパーさんとはいえ他人が入ることで家族のお出かけの雰囲気が壊れてしまってどうしても心から楽しむことができませんでした。また夫への負い目から、私は夫と娘から離れて行動したほうが彼らにとって負担が軽くなる、私が率先して娘と遊ぶことは彼らにとってしんどいことだと思い、自然と彼らから離れてヘルパーさんと二人で歩いていました。私の目が見えていれば、普通の家族のように三人でどこへでも行けるのに、いっぱい遊べるのに。そんなことばかり考えて、落ち込み、嘆き、自分の存在を否定し続けました。何度かの葛藤を繰り返し、その度に夫とぶつかっては「受容できていない自分」に気づかされました。 イラスト お母さんが赤ちゃんを抱っこしていて二人ともにこやかな様子  最近娘はよく家の中で、小さなバッグにお金のおもちゃやハンカチなどを詰め込んで「おでかけ行く〜。ママ、連れてって〜」と私の手を引っ張ります。どこかに家族で外出する時も「ママも行く?パパとママと三人で行くの?」と聞きます。夫は「当たり前やん、三人で行くぞ〜」と。私は愛する家族に、何をそんなに遠慮していたのでしょうか。娘も夫も私を必要としている。母として妻としての役割を果たしかねている私をちゃんと受け止めてくれている。彼らがいてくれるから、私はつまづきながらも歩んでいける。ガイドヘルプを使うにしろ使わないにしろ、私は家族とのふれあいを普通に主体的に楽しめばいいだけなのだと、今ごろになってやっと気づきました。  自分のことだけなら何でも受け容れ、前に進む自信はある、でも子育てとなるとそれは全く自分が経験し得なかった世界で、前に進むためには幾度となく繰り返される陣痛のような痛みをのりこえなければ一歩も進めず立ちすくんでしまうのです。でもその痛みは陣痛と同じ「幸せな痛み」です。自分のためだけではなく、娘のため夫のため、家族がいつまでも幸せでいられるために乗り越えていく痛みなのです。その幸せな痛みはこれから先、娘の成長に連れて続いていくでしょう。その度に受容できていない自分に気づき、また前に進む。  障害を受容できていないことは、少しもおかしいことではないし、恥ずかしいことでもない、受容できていないからといって自分を見つめていないわけではない、自分と真正面から向き合いノックダウンされながら前に進んでいく受容のしかたもあるのだと、そういうのもけっこうかっこいいんじゃないかと今は思っています。  障害受容の海の中でもがきながらも前に進んでいく私、そんな自分が最高に愛しい。そして愛する家族と共に笑ったり泣いたりしていつまでも暮らしていけたら、これ以上幸せなことはありません。END(エンド) イラスト パパ、ママ、あかちゃんの3人の顔 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■報告 第2期ピア大阪サマースクール バーベキュー&花火大会の巻 対象:原則として大阪市内居住で10才から18才までの障害児で全日程参加できる方。 日時:7月24日(火)10:00 〜 12:00(開校式・レクスポーツ) 7月31日(にち)(火)10:00 〜 12:00(今年の夏にやってみたいこと!) 8月7日(火)10:00 〜 12:00(花火屋さん、交通手段を調べる) 8月21日(火)10:00 〜 15:00(電車に乗って花火を買いに行こう!) 8月28日(火)15:00 〜 20:00 (バーベキュー、花火大会、感想会) 場所:早川福祉会館(かいかん)&鶴見緑地公園(バーベキュー広場) 参加人数:8名 ※ 事業補助者として、男性1名、女性1名を配置 写真 アメリカ村にあるビックステップ前で参加者、介助者、事業補助者、スタッフの14名で集合写真   ピア大阪サマースクール!2回目を迎えることができました!第1回目サマースクールに参加した仲間、新たに養護学校から参加してくれた仲間等、総勢名の仲間が楽しく夏を過ごすことができました。  1日目は開校式。式の後少し緊張ぎみの仲間たちとともに、大阪市長居障害者スポーツセンターの小西(こにし)さん、工藤(くどう)さんを招いてレクリエーションスポーツをしました。心身の状況がさまざまな仲間たちみんなが楽しめるかどうか、不安もありましたが、結果は・・・大盛況!!まずは、リズム体操で体と心をほぐし、赤組と青組に別れてのチーム対抗戦球技大会!ボッチャの球を使ってのペットボトルボウリング、大きいサッカーボールを使ってのPK(ピーケー)合戦など、みんな本気になって「わー!!」「あぁ・・・」と言葉を漏らしながら楽しむことができました。 そして・・・大会結果は赤組の勝利となりました!赤組の皆さんおめでとうございます!青組の敗因は・・・ピア大阪の職員Mのガターでした。(笑)  楽しい雰囲気で迎えた2日目は「今年の夏にやってみたいこと!」というテーマで、「今年の夏にしたいこと」と「将来してみたいこと」を絵日記風に表現しました。「甲子園にきたい!」「大阪キングとわくわく宝島に行きたい!」「日本全国のJリーグのスタジアム巡りの旅がしたい!」「社長になりたい!」など、いろんな目標や夢を発表しました。 写真 2日目のテーマについて参加者が発表している様子  3日目は、まず、8月28日の花火大会の花火の買い出しをどこにするのかをみんなで決めました。松屋町(まつやまち)商店街へ花火を買いに行くことに決定。また、せっかく外出するのだから心斎橋(しんさいばし)のアメリカ村にも行ってみようということになり、松屋町(まつやまち)とアメリカ村への行き方を赤組、青組のそれぞれのグループリーダーが中心となって早川福祉会館の人たちに聞いたり、地図を広げて調べました。自分で交通手段を調べるのが初めてという仲間もいて、戸惑いながらも、何とか行き方を調べることができました。  そして、4日目。リーダーの先導でアメリカ村に到着し、甲賀流(こうがりゅう)のタコ焼きを食べ、1時間の自由時間の中で、それぞれがアメリカ村を散策した後、松屋町(まつやまち)に移動し、花火の買い出し。おまけでたくさんの花火を手に入れた仲間もいました。  さて、いよいよ本番!バーベキュー&花火大会の日、あいにくの曇り空。天気予報では降水確率60%でしたが、決行!すると・・・みんなの祈りが通じたのか、晴れ間が広がり雨が降ることもなくちょうどいい日差しの中、バーベキューを楽しむことができました。 今回は、バーベキューの準備や焼き方担当は事務局が行うことになりましたが、ぜひ、仲間のみんなにも経験してほしいなぁっと思いました。  バーベキューを堪能した後、ついに花火大会!!夜空の下、きらめく花火とみんなの笑顔が本当にすてきで、今回の企画が実行できたことで事務局としても、とてもうれしいひと時でした。  サマースクールでの経験で事務局も含め、みんながエンパワーメントできたと感じました。(事務局(M) 写真 参加者と事業補助者2人が楽しそうに花火をしている様子 --------------------------------------------------------------------------------------------------- ■2007年度第2回 ピア大阪人権講座報告 障害者の地域自立生活を支える権利擁護 パネラー 清水明彦(しみず・あきひこ)さん(のまネット西宮センター長) 内田扶喜子(うちだ・ふきこ)さん(特定非営利法人PAS(パス)ネット相談員) コーディネーター 西留一浩(にしとめ・かずひろ)さん(自立生活支援センター・ピア大阪) 日時:2007年9月1日(土)13:30〜16:30 場所:大阪市立早川福祉会館 参加者:34名    のまネット西宮 清水(しみず)さんより26年前の青葉園(あおばえん)の発足当初より、「授産」や「更生」の使命を持ち合わせておらず、日々集まって何をするのか?という「活動」の模索から事業が展開されてきました。一人ひとりの存在につき動かされ、互いにわかりあおうとする極めて自然な展開となり、わかり合うためかかわり合い、さまざまな場を共有・共感していくために、一緒に街に出向いていくようになりました。そんな中で立ち上がってきた主体が青葉園(あおばえん)の「活動」を作り出していきました。既存の価値を押しつけるのではなく、むしろ、それをはねのける力に動かされながら、一人ひとりのプログラムが生まれてきたのです。  自立支援法が施行されて自立支援法でいう「個別支援計画」は本人中心の「個人総合計画」に、「サービス管理責任者」は「本人中心支援責任者」に読み替え、「相談支援事業」の本人中心による創造構築的展開も含め、「本人中心主義」「本人計画主義」の実践、実体化を図りたいと考えています。    最後に人は一人の人間として存在し、自分自身の人生をその主人公として生きる。その主体は、その人の生きる関係世界(本人中心の支援の輪)の共通の希望として、それを含み込む社会の中に明確に立ち現れています。  それは、障害があるなしにかかわらず、どんなに障害が重くとも。今、私たちは、人間の存在の価値を踏みにじり、主体をうめころそうとする力に徹底的に抗していく実践運動をすすめていかねばなりません。 写真 パネラーの清水明彦(しみず・あきひこ)さんがマイクを持って公演している    PAS(パス)ネットの内田(うちだ)さんより「このまちで私らしく生きる」という映像を通して、青葉園(あおばえん)の利用者のAさんの地域生活(せいかつ)のようすを紹介されました。 Aさんの暮らしの背後には、PAS(パス)ネットも含めた重層的構造の支援ネットワークがありますが、その中核的存在が、重度の障害がある人の活動拠点「青葉園(あおばえん)」です。「本人の意思をどう確認するのか」というのは、支援者が必ずぶつかる困難・不安です。そもそも日本の障害のある人、ことに重度の障害のある人は自分の意思や気持ちなど聞いてもらえない存在で、「意思はない」とさえ扱われてきました。「本人主体」は今では当たり前に言われることですが、それでも、支援者の勝手な押し付けや引き回しになる危険をいつもはらんでいます。  青葉園(あおばえん)にとっても、これは大きな課題ですが、その取り組みの中から言えることは、本人の気持ちに近づこうとする支援者の、相互の関わりの中から、本人も意思を表明しようとする力をつけていくし、支援者もくみ取る力を獲得していくということです。相互にエンパワーメントしあうといってもいいと思います。 多くの実践を積み重ねて、ようやく「地域で生きる権利」をAさんが手に入れることができるわけで、それが失われないようにするためにも、手をこまねいてはいられない状態です。それは、日本の福祉の貧困、権利意識の薄さを示しています。福祉関係者の方には、地域から排除したところで手厚くしても、それは「劣等処遇」の土俵の上でのことだと、強く異議を唱えていただきたいと思いますし、法律関係者の方には、この現実に必死で爪を立てられる人、あるいはバックアップする支援構造がないと、地域にとどまり続けられないという状況を理解して、法的整備の取り組みをお願いしたいと思います。そうでなければ、個別の苦労と悲惨が繰り返されることになります。  Aさんと青葉園(あおばえん)が拓いた暮らしを、特別なものとせず、誰もが使える普遍的な仕組みとして、地域社会をつくるための努力を、皆で続けていければと思います。 写真 パネラーの内田扶喜子(うちだ・ふきこ)さんがマイクを持って講演している    おわりに今回の講座を通じて、重症心身障害者の自立生活を支える取り組みの大切さと、PAS(パス)ネットで実践されているような、権利擁護サービスと一人ひとりの障害者の生活を結びつけていくという課題が明らかになりました。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■情報資料室コーナー  今回は、10月27日(土)に開催する2007年度第3回ピア大阪人権講座に関連した本をご紹介させていただきます。 ◎知的障害者の高校入学について  ・『知的障害のある生徒の高等学校受入れに係る調査研究 中間報告』大阪府学校教育審議会障害教育専門部会 2003(平成15)年12月A4 51P  ・『高等学校における知的障害のある生徒の受入れ方策について答申』大阪府学校教育審議会2005(平成17)年8月12日A4 74P(ページ)  ・『知的障害のある生徒の高等学校受入れに係る調査研究 最終報告』大阪府教育委員会 2006(平成18)年5月A4 51P(ページ) ・西尾元秀(にしお・もとひで)「知的障害者の高校入学問題 調査研究校・中間報告発表に際して(前編)」『全障連関西ブロックニュース』159号(03.12) ・西尾元秀(にしお・もとひで)「知的障害者の高校入学問題 調査研究校・中間報告発表に際して(後編)」『全障連関西ブロックニュース』160号(04.2) ・西尾元秀(にしお・もとひで)「知的障害者の高校入学問題 調査研究校・最終報告 (最終案)」『全障連関西ブロックニュース』168号(05.5) ・谷奥克己(たにおく・かつみ)「大阪公立高校の知的障害児枠制度がもつ問題と課題」『福祉労働』110号(06.3) P(ページ)43-49 ◎特別支援教育について ・『特別支援教育からインクルーシブ教育へ 実践のための提案と指針』日本教職員組合障害児教育部編 アドバンテージサーバー 2007年8月  A5 240P(ページ) 写真 『特別支援教育からインクルーシブ教育へ 実践のための提案と指針』の本表紙  「特別支援教育」を、共生・共学をめざすインクルーシブ教育に、どう転換させていくか。現場で実践を積み重ねる人びとと、障害当事者団体の人びとなど20人以上の執筆者によってまとめられた、具体的な実践の手引きとなっている。資料編付き。 ◎雑誌特集号 ・『福祉労働』110号(06.3)特集/能力差別と分離が進む「新しい時代の義務教育」 ・『福祉労働』114号(07.3)特集/教育基本法「改正」と特別支援教育 ・『リハビリテーション研究』131号(07.6)特集/特別支援教育 ・『障害者問題研究』第5巻第2号(07.8)特集/インクルーシブ教育と共同の原理 ※その他にも、関連した本・雑誌特集号があります。今回は、新しいものから紹介させていただきました。 ◎読書週間   みなさん、ご存じですか?10月27日から11月9日まで文化の日をはさんだ2週間を読書週間と言います。読書の秋、普段はあまり本を読まない人もたまにはじっくり本と向き合ってみるのもいいですね。ピア大阪には、障害者関係の図書・資料を現在、約4200冊収集しています。一般の書店では販売されていないものもあります。貸し出しは無料ですので、ぜひ、一度お気軽にのぞいてみてください。あなたの心を動かす本に出会えるかも!? ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■お知らせコーナー 駐車禁止除外制度について  みなさん、ご存じですか? 大阪府道路交通規則の一部改正に伴い、2007年8月1日より駐車禁止除外指定車標章の交付方法や交付対象、駐車許可が変わりました。主な改正は以下の通りです。 ◎駐車禁止除外指定車標章 1、身体障害者等については、車両ごとに交付する方法から、身体障害者等本人に対して交付する方法に改めることとし、福祉タクシー等に乗車する場合にも使用(しよう)することができます。 2、交付対象の範囲が変わりました。(別表1のとおり) 3、患者輸送及び車いす移動専用車として登録されているものなどが交付対象として新たに追加されました。 ※駐車禁止除外指定車標章を所持していても駐車できない場所(一部変更されております)があります。(別表2のとおり) イラスト 男の人が車から車椅子に移乗している様子    ◎駐車許可  駐車許可の対象については、用務を限定しないものの、駐車許可申請に係る具体的日時・場所、駐車に係る用務(公共交通機関等での目的達成の可否)、概ね300メートルの範囲内に駐車可能な場所があるかなどを審査の上、許可を行います。 ◎交付申請手続きについて (1)窓口 対象者の所在地を管轄する警察署の交通総務係または大阪府警察本部交通部駐車対策課 (2)受付期間 月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く) (3)受付時間 午前9時から午後5時45分まで (4)交付までの期間 申請から5日(行政庁の休日を除く)ほどかかります。 (5)申請に必要な書類等 ・駐車禁止除外指定車標章交付申請証(申請証は大阪府警察ホームページからダウンロードできます) http://www.police.pref.osaka.jp/15topics/kotsu/kotsuho/parkihan/ ・身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、小児慢性特定疾患児手帳等) ・対象者の健康保険証など身分を確認できる書類 ・印鑑(認印) ・対象者と申請者が異なる場合は続柄を確認できる書面 ・その他、審査に必要な資料の提出を求めることがあります。 ※原則として交付対象者本人が申請者となります。交付対象者本人が小さな子どもや身体障害等を理由に申請に行けない場合は、両親または同居の親族、入所施設の代表者等が申請することができます。 ※具体的な申請方法等については、所轄の警察署の交通総務係または大阪府警察本部駐車対策課(06-6943-1234)にお問い合わせ下さい。 ※既に標章を所持しているものは新しいものに変更しなくてもよく、次回更新日までは有効。 イラスト パトカー ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■別表1 駐車禁止除外指定車標章交付基準等級表 障害の区分、障害の級別の順 ・視覚障害 1級から3級までの各級及び4級の1 ・聴覚障害 2級及び3級 ・平衡機能障害 3級 ・上肢不自由 1級、2級の1及び2級の2 ・下肢不自由 1級から4級までの各級 ・体幹不自由 1級から3級までの各級 ・乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能障害(上肢機能) 1級及び2級(一上肢のみに運動機能障害がある場合を除く) ・乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能障害(下肢機能) 1級から4級までの各級 ・心臓機能障害 1級及び3級 ・じん臓機能障害 1級及び3級 ・呼吸器機能障害 1級及び3級 ・ぼうこう又は直腸の機能障害 1級及び3級 ・小腸機能障害 1級及び3級 ・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害 1級及び3級 区分 障害の程度順 ・知的障害者 重度(A) ・精神障害者 1級 ・色素性乾皮症患者(しきそせいかんぴしょうかんじゃ) 等級指定なし ・戦傷病者 等級指定なし ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■別表2 駐車違反となる場所・方法(除外されない場所・方法)の例示 ※他にも駐車違反となる場所や駐車の方法があります。駐車する前に、その場所が「除外される場所」か必ず確かめましょう。 (このページは、駐車できない場所、除外されない場所、方法が絵による説明で表現されているため省略し文章のみで説明しています) 1、交差点やその前後5メートル以内  2、横断歩道の前後の側端から、それぞれ前後に5メートル以内の部分 3、自転車横断帯の前後の側端から、それぞれ前後に5メートル以内の部分 4、踏切の前後側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分 5、まがりかどから5メートル以内 6、安全地帯の左側の部分及び前後の側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分 7、バス停などの停留所から10メートル以内の部分 8、自動車用の出入口から3メートル以内の部分 9、道路工事区域の側端から5メートル以内の部分 10、消防用機械器具の置場、消防用防火水槽の側端等から5メートル以内の部分 11、消火栓から5メートル以内の部分 12、火災報知機から1メートル以内の部分 13、公安委員会が道路標識等により駐停車を禁止した場所(駐停車禁止標識) 14、駐車した場合、車の右側の道路上に3.5メートル以上の余地がないこととなる場所 15、歩道上駐車や右側駐車 16、二重駐車 17、斜め駐車 18、駐停車禁止路側帯内や歩行者専用路側帯内の駐車 19、路側帯設置場所で法定方法に従わない駐車 20、パーキング・メーター(チケット)での指定部分・方法に従わない駐車 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ ■編集後記   ピア大阪ニュースドリーム16号をお届けします。今回は、「駐車禁止除外制度」をお知らせしましたが交付対象範囲や経過措置について各都道府県で改正内容にばらつきがあります。必ず最寄の警察署でご確認下さい。 地球温暖化のせいでしょうか?暑い夏でしたね。それに秋の残暑も厳しかったですね。ようやく秋らしい気候になってきましたが、皆さんお元気でしょうか?体調管理には充分気をつけてくださいね。 『ピア大阪ニュースドリーム』の入手を希望される方は、お気軽にピア大阪までご連絡下さい。 また、点字版・テープ版・デイジー版も作成しています。ピア大阪のホームページでもご覧になれます。(Y・N) 2007年10月10日   ------------------------------------------------------------------------------------------------------ 編集人 社会福祉法人 大阪市障害者福祉・スポーツ協会 自立生活支援センター ・ ピア大阪 〒546−0033 大阪市東住吉区南田辺1−9−28 大阪市立早川福祉会館 内  電話 06−6622−1180 Fax06−6622−0423 ホームページhttp://www5.Ocn.ne.jp/~peerosk/ 頒価200円 ------------------------------------------------------------------------------------------------------